小田原市による事業検証について

あまりにも市民に誤解を与える案件なので、コメントします。
8月22日の市議会総務委員会で、不適切な行政行為が指摘されている事業を検証するとの報告がありました。
対象は清閑亭、広報、市立病院再整備などです。
対象事業はどうやって決めたのでしょうか。それは特定の議員の質問を受けての市長の意向との事です。
当たり前のことですが、全ての案件は議会での議論を経て実施されます。様々な事業の懸念点はここで整理されます。
例えば、清閑亭については、住民監査請求の結果、選挙前に騒がれていた事業者選定や賃料については全く問題がなかったことが明らかになっています。※事業内容変更経緯については引き続きの課題となっていますが、この件は別途コメントします。
広報事業については選挙目的ではないかとの意見も一部にはありましたが、議論の末に賛成多数で議決されました。他自治体もそうですが、今の時代は積極的な広報が求められています。特に年度当初は、おだタクおだチケ、びんカン収集など新規事業は広報が大切です。
市立病院再整備事業については、私が高層木造先進事例を視察した複数の視察先の一つが病院再整備事業の受託者になった事を問題視しているようですが、これも何度も議会で視察と事業者選定は全く関係なく一切の不正はないと何度も申し上げています。
おそらくは視察自体が適切でなかったと言いたいのでしょうが、視察が適切か不適切かは検証によって明らかになるものではなく、主観的な意見だと思います。他の事業も同じですが、不正かどうかは法的に判断することが可能ですが、不適切かどうかは、それぞれの判断によります。それをどうやって検証するのでしょうか。
こういう形での事業の検証は初めての事です。また、第三者を交えると言いつつも現市政で行われるという事です。
どうしても私を悪者に仕立て上げたいのでしょうか?
少なくとも私はこういうやり方の検証は行いませんでした。選挙の結果は受け止めておりますが、「水に落ちた犬は叩け」ということでしょうか。

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