小田原市心身障がい者市長表彰を行いました。この表彰は、障がいを克服し、立派に自立更生した心身障がい者及び地域、職域等において障がい者の援護に尽くされた方を表彰し、障がい者の自立更生と障がい者への理解を深めることを目的としております。今年度の表彰者は、赤津貴志さん、杉山広行さん、髙橋直美さんの3名です。
赤津さんは、ほうあん第1しおんの生活指導員として10年以上お勤めになり、清掃や洗車の業務をされており、その姿を目標にされる方も多いそうです。また趣味のカメラで行事や風景を撮影されるなど、仕事以外の生活も充実していて、他の方の模範となっているとのことです。
杉山さんは、ありんこホームと第2ありんこホームに平成11年から19年間通所され、職員として3年間勤務された経験もあり、リーダー的存在とのことです。地区の体育振興会の役員を担い、お母様の介護も担っているとのことで、他の方の模範となっています。
髙橋さんは、昭和48年から小田原市肢体不自由児者父母の会の役員をお勤めになり、昭和58年にありんこホーム作業所が開設されると24年間所長を務められました。現在は、平成18年に設立されたNPO法人虹の会の理事長と第3ありんこホーム所長を兼任され、住み慣れた地域での共生社会実現に向けて活動されています。
表彰された方を支えている関係者の方々にも、心からお祝い申し上げます。