気候変動への取り組み

今年7月には九州地方から中部地方にかけて集中豪雨が発生し、尊い人命や大切な財産が失われました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、各地で猛暑、酷暑が記録されるなど、異常気象が異常でない状況となっており、気候変動への対応は喫緊の課題であります。
 本市では昨年11月に「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明いたしました。また、今年は経済産業省の地域の系統線を活用したエネルギー面的利用事業に採択され、公民連携を深めながら、再生可能エネルギーを活用した持続可能な地域社会への実現に向けて取り組んでおります。
 国においても、菅総理が所信表明演説で2050年カーボンニュートラルを目指すと明言されましたので、この分野の取り組みが一気に加速することを期待しております。
 そのような中、小田原箱根商工会議所の提案により、小田原市と箱根町の行政、議会、自治会及び同商工会議所の7団体が連携して「小田原・箱根気候変動ワンチーム宣言」を去る10月27日に出しました。
 気候変動という地球規模の大きなテーマであるからこそ、私達市民一人ひとりが自分ごととして考え、行動しなければなりません。この宣言が私達の行動変容のきっかけになることを願っております。

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