先日、一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアムと本市の主催による「社会実装の加速推進シンポジウムin ODAWARA」が、小田原三の丸ホールにて開催されました。
「地域とつながる 住民起点のまちづくりに向けたデジタルの活用」をテーマとした本シンポジウムは、デジタル技術を活用したまちづくり、すなわちスマートシティの社会実装に向けた取組をさらに加速させるため、関係企業・団体などとの連携強化を図るもので、昨年は札幌市で開催されました。今年はデジタル化によるまちづくりを推進している本市にお声掛けをいただき、開催が実現しました。当日は私から本市の取組を報告いたしました。
数年前までは「周回遅れ」と言われていた本市のデジタル化ですが、「デジタルまちづくり」をまちづくりの推進テーマ(原文は推進エンジン)の一つに掲げ、デジタルを活用した自治体の取組を支援する、国の「デジタル田園都市国家構想交付金」などを積極的に活用しながら、防災分野への導入や「書かない窓口」の開設、デジタルミュージアムの創設など、積極的に取り組んできており、トップの背中が見えるところまできた、と感じております。
ただし、順位を競っているわけではなく、あくまでも国等の交付金を活用しながら、市の財政負担をできるだけ抑えつつデジタル化に取り組むことで、市民生活の質の向上、市民の幸福度の向上につなげることが最大目的です。
そのような視点を忘れることなく、今後も引き続き、デジタル化によるまちづくりに取り組んでまいります。