電子図書館サービスがスタートしています

デジタルによるまちづくりを進めている小田原市。これまでも「書かない窓口サービス」や「公共施設へのフリーWi-Fiの導入」、「小田原城天守閣のバーチャル映像化」、「災害情報アプリ・おだわら防災ナビの導入」、「デジタルミュージアムの創設」など、国の交付金の活用や公民連携事業などにより、デジタルを活用した新サービスを次々と打ち出してきました。
 昨年10月にスタートした「小田原市電子図書館」もその一つ。図書館に来館しなくても、パソコンやスマートフォンなどで、いつでもどこでも「電子書籍」を読むことができるサービスです。 その電子図書館サービスについて、理想的な図書館を考える活動をしている団体「小田原の図書館を考える会」が発行した3月20日付けの会報で、嬉しい記事が掲載されていました。当団体にご了解いただき、その一部を紹介させていただきます。

(以下、記事引用)
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「小田原市立図書館の電子図書館サービス スタート!!!」
 昨年10月27日、小田原市立図書館で電子図書館サービスが開始されました。これは、一昨年8月の市長と本会会員との懇談会でも要望していたものです。費用対効果の面で慎重な姿勢を示していた市が、市民の声に耳を傾けて、子育て世代向けの書籍、幼児向けの絵本、視覚障がい者等も利用できる音声読み上げ書籍など、広い読書環境の向上を目指して実施に踏み切ったもので、デジタルイノベーション推進という市の基本方針にも即した事業です。
(中略)
 今はまだ在庫が多くはありませんが、順次補充されており、いろんなジャンルから集められて、読んでみたいと思う本が沢山並んでいます。本によっては読み上げてくれるので、高齢者には目が疲れなくて助かります。(中略)幼児用の絵本なども読み上げてくれるので、忙しいお母さんたちは助かるだろうと思います。
 借りた本をスマホに入れておけば、重い本を持ち歩かずに済み、必要に応じて文字を大きくして読むことができるので便利です。皆さんも試してみてください。
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 以上が記事となりますが、3月末現在、電子図書館の登録者数は約26,300人、書籍数は約1,000冊となっており、今後毎月100冊ずつ増やしていく予定です。
 また、児童生徒の学習用端末との連携や、同時アクセス可能な読み放題コンテンツの導入など、更に充実を図っていく予定ですので、ぜひこの便利な新サービスを利用してみてください。
 利用方法など、詳しくは市ホームページhttps://web.d-library.jp/odawara/g0101/top/ をご覧ください。

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