10月下旬の出来事です。
10月25日、令和5年度「小田原市戦没者慰霊祭」が挙行されました。
この慰霊祭は、城山公園にある市戦没者慰霊塔が昭和32年(1957年)10月29日に建立されたことを受け、毎年10月に開かれています。
明治以降の国難に殉ぜられ2858柱の御霊に対しまして、心からご冥福をお祈り申し上げます。
その後、小田原箱根商工会議所会員表彰式に出席しました。
表彰式では、地域経済に対する多大なご貢献をされた優良従業員・産業人などの各表彰を行ったほか、昨年度に引き続き、第2回目となった「小田原箱根気候変動アワード表彰」も実施され、気候変動の緩和や環境保全に対して顕著な取組をされた企業及び団体の表彰もありました。私の到着時に丁度プレゼンの最中でした。
会員の皆様には、日頃から地域経済の振興・発展にご尽力いただいており、深く感謝申し上げます。
10月26日・27日の2日間、全国の歴史的景観の保全に取り組む都市で構成される「歴史的景観都市協議会」の第50回総会が、本
市で開催されました。
同協議会は、昭和48年(1973年)に発足。現在50都市が加盟しており、歴史的景観行政の課題と現状について情報交換や意見交換を行うとともに、国・関係機関への要望活動なども行っています。
1日目の26日は、同協議会発足50周年の節目を捉え、協議会初となる共同宣言を実施。加盟都市を代表して、会長都市の京都市、開催都市の小田原市、次期開催都市の多賀城市の3市長で宣言を読み上げ、改めて、関係都市の連携・協力や、歴史的景観と歴史的風致の維持向上への取組推進を確認し合いました。
多賀城市長は県議時代からの友人でもあり、さまざまな交流を深めていきたいと思います。
エイジレス・ライフ(年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由に生き生きとした生活を送ること)を実践している個人や団体を、内閣府が広く紹介する「エイジレス章」を本市在住の「西島邦好(くによし)さん」が、また「社会参加章」を本市で活動する「小田原市尊徳記念館ボランティア解説員」がそれぞれ受章され、その伝達式を執り行いました。
エイジレス章を受章された西島さんは、50年ほど前から身近な清掃をはじめられ、現在も毎朝のごみ拾い活動や市内イベント時におけるボランティア清掃、落書き消去活動などされており、また、社会参加章を受章された尊徳記念館ボランティア解説員の皆様は、尊徳記念館の展示室や生家の案内のほか、小学校出張による二宮尊徳の業績などの解説を行っています。
受章された皆様、誠におめでとうございました。
同日、おだわらイノベーションラボにおいて、市内企業の株式会社デコリアが製造した黒板壁紙「Black board」を使った、小田原城北工業高等学校デザイン科3年生によるチョークアートが完成し、そのお披露目会と意見交換を行いました。
若い感性を持った将来を担う高校生の思いやヒントを、今後のまちづくりにしっかりと生かしていきたいと思います。
同日、小田原管内青少年交通安全連絡協議会が40周年を迎えられ、その記念式典に出席しました。同協議会は「時代を担う働く青少年等運転者を交通事故から守る」との理念の下、交通安全PRや二輪車講習会への協力などのほか、独自のアイデアあふれる取組を実施するなど、地域の交通安全に大きく貢献されてきました。
今後も協議会の皆様とともに、事故のない安心・安全な明るいまちをつくっていきたいと思います。