神奈川新聞の海外出張に関する記事について

12月8日付け神奈川新聞の海外出張に関する記事については、事実を誤認させるような記述がなされており、以下の通りご説明いたします。

まず、『売上額が少なく、効果に疑問』とされている部分ですが、この事業については本市の優れた地場産物を、様々な国の人が集まるシリコンバレーにおいてPRを行い、優れた技術・品質への理解を深めてもらうことを大きな目標として考えたものです。その場での販売を主目的に行なったものではなく、現に、参加した本市の事業者と現地の事業者との間で商談が複数進んでおり、今後大きなビジネスに発展することも期待出来る状況です。

また、『高額航空券』とされている部分ですが、業務内容や安全・健康管理を考慮のうえ、小田原市職員の旅費に関する条例及び小田原市職員の外国旅行の旅費に関する規則に基づき適切に執行したものです。

『前市長時代はエコノミー席を利用した』と記述されていますが、全7回のうちアメリカ(2回)、オーストラリア(2回)、ドイツ、中国(合計6回)の出張の際にはビジネスクラスを利用しており、エコノミークラスを利用したのは韓国を訪問した時の1回のみです。

これらの事業目的や渡航ルールについては、神奈川新聞社の取材の際にも職員から丁寧に説明いたしましたが、あたかも私だけが特別なことをしたかのような誤った印象を与えるものであり、公平性を欠いた報道は到底看過できるものではありません。

今回の事業については、小田原市議会で予算を認めていただき、事業実施にかかる費用を精査した上で実施したものです。詳細な報告書を小田原市のホームページに掲載しておりますので、是非ご覧いただきたいと存じます。

関連記事