三の丸ホールで開催された「外郎売の口上まつり」に伺いました。
外郎売は、もともと二代目市川團十郎によって演じられた歌舞伎十八番の一つであり、その中で、小田原名物の外郎の由来や効能を述べ立てる外郎売の口上は、今やアナウンサーや声優の養成所などでも発声や滑舌の練習法として用いられています
三の丸ホールで初めての開催となりましたが、大ホールの会場は満席。私は公務の都合により途中で退席しましたが、舞台の出し物や演歌歌手門松みゆきさんによる小田原小唄の披露など、大盛況だったとのこと。この小田原ゆかりの伝統芸能をぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。