津久井やまゆり園での事件に対する市長追悼コメント

「津久井やまゆり園での事件に対する市長追悼コメント」
平成28年 (2016年) 7月26日、相模原市緑区の県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」において、入所者等が殺傷されるという大変痛ましい事件から、今日で 7年を迎えました。事件の犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
当時、私は神奈川県議会議員として、社会福祉や人権生活衛生などを担当する厚生常任委員会の副委員長を務めていました。
当該事件が、障害者に寄り添うべき元施設職員による差別や偏見などに基づく理不尽極まりない犯行だと知ったとき、強い衝撃を受けるとともに、障害者とともに生き る社会に実現のために何をすべきなのかと、自問自答を繰り返していた日々が思い出されます。
その後、このような事件が二度と繰り返されないようにするにはどうしたらよいか、 県議会・県 ・関係者において真剣に議論を重ね、その中で、県議会と県は共同して、「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定。私も制定に関わり、賛成討論もいたしました 。
また今年4月には、県において 「当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」が施行され、憲章の実現に向けた思いがしっかりと継承されています。
本市では、年齢、性別、国籍、障がいの有無などに関わらず、誰も がその人らしく生きいきと暮らすことができる共生社会の実現を目指し、令和4年5月に「共生社会推進本部」を設置し、市役所全体で取組を進めています。
今後とも、人と人、人と地域がつながり、誰もがその人らしく暮らすことのできる地一域社会の実現を目指して取り組んでまいります。
(小田原市HPより引用)
写真は、令和5年7月25日 津久井やまゆり園 慰霊碑「鎮魂のモニュメント」での事前献花の様子


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