埼玉県横瀬(よこぜ)町を視察

4月14日は、「日本一チャレンジする町」を掲げ、先進的な取組を進める埼玉県横瀬(よこぜ)町を視察しました。横瀬町は埼玉県の秩父地域に位置し、人口約7,800人のコンパクトな町です。
 今回の視察目的となった取組は、官民連携プラットフォーム「よこらぼ」。市内外問わず、企業や団体、個人などに対して、まちづくりの実践や実証実験ができるチャレンジのフィールドを提供し、地域活性化を図っていこうとする取組で平成28年に創設。6年以上にわたり、多種多様な官民連携プロジェクトが実践されてきました。
 地域課題の解決を図るため、公民連携を積極的に進めている本市にとって、以前から大変注目していた自治体であり、取組でもあったため、一度お伺いしたいと思っていたところ、富田町長のご厚意もありこの度の訪問が実現いたしました。
 
 当日は、総務省の「令和4年度ふるさとづくり大賞」優秀賞を受賞したこの「よこらぼ」の取組について、制度概要やこれまでの実績、制度運用のノウハウなど、富田町長をはじめ担当課の職員の皆様からプレゼンテーションをいただき、その熱量に圧倒されると同時に、民間提案制度に取り組む本市にとって、大変貴重な情報交換の場となりました。
 また、会場となった「オープンアンドフレンドリースペースArea898」は、使用されなくなっていた旧JA直売所跡地を利活用し、町民と町に関わる人たちが交わる交差点として作られたコミュニティ・イベントスペース。その他の施設もご案内いただき、施設の利活用といった意味でも大変参考になりました。
 ちなみに、横瀬町が運営するこの「Area898(エリアはちきゅうはち)」の名称ですが、誰でもフラッと立ち寄って、一息ついたりおしゃべりしたりする場所にしたい、役場をもっと身近に感じてほしい、そんな願いを込めて「8(ヤ)9(ク)8(バ)」からArea898になったとのこと。とっても素敵な由来ですね。

 なお、4月17日から、本市においても令和5年度民間提案制度の提案を募集しています。多くの皆様からの魅力的な提案をお待ちしています。

(参考ウェブサイト)
●よこらぼ https://yokolab.jp/
●オープン アンド フレンドリースペースArea898 https://area898.space/
●令和5年度小田原市民間提案制度の募集ページ https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/municipality/public_private_partnerships/p35955.html


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