幼児教育・保育の質の向上に向けた意見交換会

幼児教育・保育の質の向上に向けた意見交換会を開催しました。講師は令和元年度にもお願いした、玉川大学教育学部の大豆生田啓友先生をお迎えし、「乳幼児教育・保育の質の確保と向上」をテーマに基調講演をお願いしました。これまでの調査では、乳幼児教育・保育の質が高いほど、認知・言語に関する子どもの発達にプラスの効果があり、さらに、家庭教育の質の高さもより影響が高いとのこと。さらに、園で遊び込む経験が多い子の方が、小学校以降の学に向かう智力が高いことがわかっているとのことです。
 続いて、こゆるぎ幼稚園、小田原乳児園、報徳幼稚園から事例発表がありました。どの園においても、子どもが主体的に行動する環境を作るために工夫され、また、職員同士での学びの環境を大切にしていることが、よく理解できました。幼児教育・保育の質の向上は、2030ロードマップにも位置付けた施策ですので、現場の先生方と連携しながら、しっかりと進めてまいります。

関連記事