酒匂にある児童養護施設の社会福祉法人「ゆりかご園」を訪問しました。同園は昭和25年に設立され、昨年70周年を迎えました。県議時代にも何度かお伺いしておりましたが、市長就任後は初めての訪問です。核家族化による子育て家庭の孤立化や、格差の拡大による子どもの貧困の問題など、子どもを取り巻く環境の変化により、児童虐待は年々増加傾向にあります。保護者が育てることが難しいケースについては、同園のような場所で職員の愛情を受け、地域とのつながりを持ちながら生活することが必要になってきます。同園の定員は51名で、ほぼ同数の職員が子どもたちの対応にあたっています。今後も関係機関と協力して、子どもが成長する環境を整えてまいります。