県内産茶葉から放射性物質検出

11日に南足柄の茶葉から放射性物質(セシウム)が検出された。
食品衛生法j上の暫定基準値が500ベクレルであることに対して、
1回目550ベクレル、2回目570ベクレルと、基準値をわずかに超えていた。
このため、県はJAかながわ西湘に対して、出荷自粛要請を行い、
足柄茶を生産している残り16市町村についても、調査を実施した。

13日にその結果が判明した。小田原市770ベクレル、780ベクレル
愛川町670ベクレル、670ベクレル、清川村690ベクレル、740ベクレル
真鶴町530ベクレル、湯河原町680ベクレル。
なお、秦野市、中井町、松田町、山北町、開成町、厚木市、伊勢原市、大井町
箱根町、相模原市分については、いずれも基準値以下であった。
また、放射性ヨウ素については、全ての茶葉から検出されなかった。
基準値を上回った茶葉はすべて出荷自粛しているため、今後出荷される足柄茶は
安全である。しっかりした検査を行っているからこそ判明した事実であって
安心して足柄茶を召し上がっていただきたい。

生産者、JAなどの関係者の努力で、足柄茶はブランド力をつけてきた。
特に、いまは一番茶の時期で、大切に育ててきた茶葉を廃棄処分する生産者の
気持ちは想像を絶するものであろう。
昨年、小田原は霜で梅が大きな被害を受けた。これは自然が相手であり、ある部分
受け止めざるを得ないが、今回は、まさに人災である。その矛先は当然東京電力に
向けられる。今後は、補償の話になるだろうが、相当な時間がかかるであろう。
県としては、どのような支援ができるか。スピード感をもって対処しなければならない。

当面は、事態の収束に向けて、定期的な検査を行い、速やかにその結果を公表し、
安全であることを証明していくことになるだろう。

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